お気に入りのセーターをバッグにリメイク

お母様お手製のセーター

「とても愛着があるので、バッグにしたい!」とAさん。

10年程着て大分目が詰まっていましたが、更に洗って縮めました。

裾のリブ編みをバッグ口に!

只今襟ぐり部分で第2段を製作中!

和裁修業時代今から30年程前になりますが、師匠曰く

職人は『出来ない』   と言ってはいけないでした。

時間的、技術的に少々無理でも、工夫と努力で何とかしなさい、お客様からの注文を断ってはいけない、という事です。

私もその教えを守り、生徒さんの希望、要望、お願いに “NO “とは言わないよう心掛けています。

今までセーターやスカート、コートやジャンバー、色々製作しました。

着物だけでなくタンスに眠る思い出の品をバッグにするのが紀屋の使命です!

 

デニム着物を作るワークショップ@ykkものづくり館館

デニム着物を作る @YKKものづくり館

紀屋が作るオリジナル着物!ワークショップ開催しました。

殆どが初心者さんですが、素敵な作品が出来上がりますよ!

3月完成予定!  デニム着物でお花見行こう!

#デニム着物   #インディゴ単衣

冬の里山風景の帯

♪ゆうきやコンコン、あられやコンコン♫冬の山里風景の袋帯。

ベースの布のは青と白の紬、チラチラ降る雪のイメージです。

冬の里山神楽坂トートを完成させたのは、ランドマーク教室の、Tさん。

裁ち鋏

裁ち鋏

小さめサイズの裁ち鋏。

出掛け先で刃物屋さんを見つけると、必ず覗いちゃう。

そして鋏を購入します。

お伊勢さん詣でで見つけた、伊勢菊一。

博多出張で購入した、博多菊秀。

旅の記念なんだけど、実用向、、、

コレクション増えそうな予感!

 

 

見事な牡丹の帯トート

帯幅一杯に配された牡丹、諸説ありますが牡丹は花の中の王様、私も好きな柄の一つです。
青味グレー+淡いピンク、申し分無い色合わせと柄のトリミング、こんな素材を入手した時は、ひたすら素材を殺さないデザインを目指します。
帯の幅は約30センチ、バッグにするには丁度良いサイズです。
又袋帯はお太鼓部分 と前になる部分 が繋がった繰り返し柄になっていますが、この牡丹の様に少し傾いたデザインになっているので、型紙を帯の横方向にも入れられます。
着付け時にお太鼓(縦向き)、前部分(横向き)、どちらにも対応するデザインになっているのですからうなずけますよね。

信玄袋

  1. 武田信玄が小物を入れ腰に下げていたので(当時からなのか、後に肖像画を見て誰かが命名したのかは不明)「シンゲンブクロ」と呼ばれています。その名も手伝ってか男性用着物バッグのイメージがあるのですが、実は最初は女性用でした。江戸から明治にかけて大流行、それまでは、風呂敷包みだったので、このバッグは革命だったのかしら? 正式名は合切袋、一切合切色々入れたのでしょう。
    私もタブレットと携帯電話、PASMOを入れてます。この3つは現代の一切合切ですよね。
    紬、小さな唐草模様の錦紗、年中行事の女性がいっぱいの一越縮緬、麻の葉地紋の襦袢地。
    私好みに組み合わせました。
    着物コーディネートの縮小版です。